イケメンホスト部

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―理事長室―


「光矢様・・・」


理事長に使えている田中が理事長に話しかけた。



「なんだ?」


「いいのですか?泉様をお早くホスト部にいれなくて……」


「何がだ?」


「今部活見学などに行かれバスケ部に行かれたら……」


なにも答えずにただ黙る。


「・・・お前は知っていたのか・・・」


「はい」


「泉が今、“バスケ恐怖症”な事を・・・」



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ガラッ
体育館のドアを勢いよく開けると大きな声で部員に言う。


「皆せーれつっ!」


「今日は、光矢泉が来てくれたぞ!」


「「「「「「「オーッ!」」」」」



バスケ部の歓声が高鳴る。


ドキッドキッドキッドキッ
泉の心臓の鼓動は最上級まで上がっている。


緊張する―…。
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