イケメンホスト部
「そして何年か経った後、再び私の目の前に現れて“泉の手術が成功したら”家を継ぐ、そう言った」
確かに思い当たることはある。
私が入院していた頃お父さんが言った言葉。
『泉が退院したらおっきい家に引っ越すからなっ!早く元気になれよ』
そう言い残した。
あれはこの事だったんだ。
「あなたは・・・私の病気を知ってたんですか?」
「ああ・・・ここは光矢財閥、調べることなど他愛もない」
冷酷な目。
この人は―!!!!
お父さんのことを
ただの道具としか思っていないじゃない!!