キミノトナリ





「え?そーなの?2人はてっきり両思いなのかと思ってたよ。」



私もそれを夢にまで見たよ。



「いや、全然!お互い付き合ってる人はこの大学の人じゃないよ。」



「そーなんだ。...ごめんねいきなり。もしよかったら友達になってくれないかな。」



「もちろん!あ、あのね、ごめん。私物覚え悪くて...名前聞いてもいいかな。」



さっきから一番気になっていたこと。



「ごめんごめん。俺は奥田奏太(Okuda Souta)よろしくね。」



奥田くん。よし覚えたぞ!



「あ、ちなみに奥田くん呼びはなしね?」



「へ?」



今まさに奥田くんで覚えたんだけど。




< 73 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop