LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「まーまーまー!
リアさんが可愛いってコトで!」

そこでカツくんが仲裁に入って、


ハッとする。



私ってば年下相手に、なにムキになってんの!



「えーと、ありがとカツくん。

じゃあ2人とも気をつけてっ」


ここは年上らしくサラッと切り替えて、
笑顔で見送る。と…



「俺、沖田奏曲(おきたそうま)。
よろしくな」

って、1番イケメンから握手の手が差し出された。



なのに思わず!


「なにそれっ!
新撰組なりそこないっ!?」


沖田総司が好きな私は、つい吹き出してしまった!



「アンタなァァァ…

どっちが失礼なんだよっ!」


って当然お怒りで…

差し出されてた手が、私の頬を挟むように掴んできた!



「ごっ…、ごえんあはいいい!」

たぶんブッサイクなアヒル顔で、慌てて謝る。



「ぶっは!ヘンな顔っ!
つか、ヘンなオンナ…

だいたい、自分の名前はどーなんだよ?」


そう聞いて、掴んでた手を放す。


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