LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
早速、次の日。
昼休憩に一生と連絡を取って…
まだ知らされてなかった掃除依頼の件を説明。
そして鍵を持ってる一生が、帰ってしまわないようにアポ取り。
店長が休みの日以外は早番だけど、仕事が終わる時間は車屋と同じだから。
「お疲れ!
一生、ごめんねっ?」
終業後すぐに訪れた車屋の、事務所に飛び込む。
「あー莉愛、お疲れ。
俺もまだやる事あるし、問題ねぇよ。
さっそく掃除?」
「うん!今日は軽く。
あとアレンジ用に、採寸とか写メ撮ったりしたいんだけど…」
「ぜんぜんいーよ。
それより、小腹すかね?
コンビニ行くけど、何がい?
弁当のお礼になんか奢るよ」
「ほんとっ?
ありがと!じゃあ…なんか甘いもの!」
そのリクエストで、ストロベリーミルクケーキを買ってもらって…
更にコーヒーまで淹れてもらって、ブレイクタイム。
に、ハッとする!
「ごめん、なんか…!
私、掃除に来たのに、お客様待遇させちゃって…」