LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
そういえば火曜日は休みだっけ…?


昨日は遅番で、一生と会ってないし。
隼太とは会ったけど、いちいち作業アピールとかしないから…

完全な連絡ミス!



どーしよう。


隼太に電話…
は、忙しいかもしれないし…
手を煩わせたくない。


だったら一生…
も、せっかくの休みに呼び出したくない。



張り切って来ただけに…

無駄足の脱力感で、立ちすくむ。




と、後ろから迫って来たエンジン音。

それに反応して振り向くと…


沖田カーサービスの積載車!



「なにしてんだよ?」

敷地内に停めた奏曲が、車の窓から声かける。



「え、えーと…」


側に歩み寄って、気まずく状況を説明。


途中、チラッと首元に向いた視線に…

バンドエイド越しのキスマークもバレバレなんだろうな、と更に気まずさが増す。



そんな相変わらずの"お世話ロボット"状態に…

当然、「バカじゃねぇのか?」が返ってくるかと思ってたら…



「ふぅん…」

そう、眉をひそめて目を伏せただけ。


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