LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
そしてすぐに誰かと電話し始めて、今の状況を説明…

会話的に、相手はたぶん一生かな?



「来いよ」

電話を終えて、車から降りて来た奏曲が事務所に進む。



「え、…入れるの?」


「ココの車体管理は任されてるからな。
まぁ、不在ン時は断り入れっけど、一生に許可取ったから問題ねぇよ」

と、鍵を開けて…


「また帰る時連絡しろよ。
じゃ、俺行くわ…」

事務所の壁時計をチラッと映して、踵を返した。



「え、あっ、ありがとー!」

去ってく背中にぶつけながら…


もしかして忙しかったのに、助けてくれたのかな…って、胸が別の音を立てる。



ともあれ、偶然という天の助け&奏曲の助けを無駄にしない為にも…

なにより隼太に喜んでもらう為にも…


頑張るぞ!




そう夢中になってると、あっとゆー間に昼過ぎで…

お腹も空いたけど、
鍵がないから外出出来ない事に気付く。


< 104 / 348 >

この作品をシェア

pagetop