LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
まぁ、いっか!

と、夢中の作業を続けた矢先…


奏曲からの電話。



「ワリ、今気付いた…
オマエ、昼メシ食った?」


「え…、食べてないけど…」


「弁当は?今日も作ってんのか?」


「や、作ってないけど…
でも今は、それどころじゃないってゆーか…

とにかく、また終わったら連絡入れるね?」

奏曲の気遣いをかわしたつもりが…




少しして、SRで本人登場。



「これなら手軽だし…
タコ焼き食えんなら、バーガーも食えんだろ?」

勝手な理論で、戸惑う私にそれを差し出す。



「…

ん、好き…、ありがと…」


タコ焼きとお弁当の交換話、カツくんから聞いたんだろーな…

と思いながら、大好きなバーガーを受け取ると。



「…は?


っ、何言ってんだ、てめっ…!」

やたら動揺する、奏曲。



「えっ…、なんでっ?」

今のやり取りの、何が悪かったんだろう!と目を丸くして、私まで焦る。



そんな私を見て、

「……っっ、あぁ〜…っ!
なんでもねぇ…

…戻るわ」


頭をグシャッと抱え込んで、背中を向けた。


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