LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「ね、隼太って何時頃くるかな?」


「え?
今日"頼母子"なんで来ないっすよ?
言ったじゃないすか」


「…

はあっ!?
それはケンくんでしょ!?」


「ヤ、2人ともっす。
つっか隼太さんの繋がりなんで、本人ヌキとかありえないっしょ?」



騙された。

や、騙されてはないけど…


いくらケンくんが苦手だからって、隼太
が来ない日の方を勧める!?

私、隼太の彼女だよ!?


そりゃあもともとカツくんは、そんなのお構いなしだったし、今さらなんだけど…


なんかヒドイし…

来た意味ないじゃん!




隼太とはもう、12日間も会ってない。



こんなに会わなかったのは初めてで…

だから今日、会えるのをすごく待ち望んでたのに…!




「てゆっか、タノモシってなに!?
そんな話、昨日は聞いてないけど!」


「え、言ってなかったっすか?
すいません…

つっか、
隼太さんになんも聞いてないんすか?」


その問いかけで、気がついた。

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