LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
同時に、カツくんの言葉が浮かんだ。

ーつっか隼太さんの繋がりなんでー


「むしろっ…
隼太ってヤクザなの!?」



自分とは無縁だと思ってた世界…

1人暮らしを始める時、"ヤクザ絡みとは絶対関わらないように!"と親から念を押された世界に…


動揺が走る!




「…違うよ。

少なくとも今は…」

少しだけホッとした、一生の返事。


だけど。


「今は?
じゃあ、そのうち…?」


「どーかな…

トップに気に入られてるけど、隼兄は断り続けてるし…」


「…

断るくらいなら、最初から関わらなきゃ良かったのに…」

私の呟きに…


奏曲が応えた。

「バックナシじゃ、こんなでけぇチーム成り立たねぇし…
それなりの不良チームなら、目ぇ付けられて、潰されて…
こんな自由に はびこれねんだよ」



そーなんだ…

不良チームにとっては、自然な絡みなんだね…



隼太が…

そして成り行きで関わって来たヘビヴォが…

なんだかすごく、遠く感じた。


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