LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
溺れる
次の日、1人暮らしの私の部屋で。


「ん、ウマいね。
莉愛は可愛いし、料理も出来るしィ、

俺、サイコォの女見つけちゃったね」



約束通り来てくれた隼太に、ゴハンを作ってあげたくて、無難にハンバーグを振る舞うと…


妖艶な笑顔でベタ褒め。



この調子で頑張るから、そのうちベタ惚れになってくれたらいーな…

なんて。





食べ終わって片付けを始めると…


「莉愛ァ?
もっと食べちゃって、いい?」


後ろから抱きしめてきた隼太が、耳元で甘く囁いて…

つぅ、とその舌が耳縁をなぞる。



ざわっ!と身体中が反応して…

甘く疼く。



滑らかな熱は、艶っぽい水音を立てて、
甘噛みと一緒にそこを占領して…

奥まで突き攻める。



次第に隼太の手は、
髪を絡めて、身体を弄って…

私の感覚を支配する。



「ねぇ、莉愛、…いい?」


耳から身体へ波紋する妖艶な声音は、
すごくズルくて…


拒む事なんて、出来ないよ。




もちろん、拒むつもりもないんだけど…


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