LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
そーだ!何やってんだろ、
急いでキャンセルしなきゃ!


なのにもう運転中なのか、繋がらない。




仕方なく、到着を知らせる電話で謝罪。


「奏曲、ごめんっ!
なんか、邪魔しちゃったよね?
一応、キャンセルしよーと思ったんだけど…」


「あー、この着信それ?

つか別に邪魔じゃねーし。
ユリカ来ててウゼかったし、逆に助かったよ…

で、部屋どこだよ?」



それを伝えながら…

邪魔じゃない事にはひと安心したものの。



ー奏曲クンとユリカの方がなんかありそーだけどなー

ヒロの言葉を思い出して…


ー「あとで寄るぅー」「くんな」ー
浮かんだ2人のやり取りと、

今の"ユリカ来てて"発言に…


自由に家に行ける仲なんだ?
って、改めて驚いた。



あれ…

別に驚く事じゃないか…






そして部屋に来た奏曲と、消えたゴキブリを捜索開始する。


< 138 / 348 >

この作品をシェア

pagetop