LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
だけど数日後…


ーこんまま終わっても、いーのかよ?

オマエからの連絡、待ってっかもしんねーだろ?ー



覚悟を決めて。

ケータイに映し出された隼太の番号に、発信を押した。



呼出音の間の、緊張感が凄まじい…




「珍し〜ね、莉愛。どしたァ?」


久しぶりの愛しい声に、心臓が思いっきり弾けた!



「あっ、うん!急にごめんねっ!?
仕事とか忙しいっ?よねっ…
邪魔するつもりは無いんだけど、そのっ…

私っ、隼太に…


会いたいよ…!」



言った!!



応えを待つ間は、きっとそんなに長くないハズなのに…

やたら長く、不安を煽って。



「あ〜、そっかァ…
ハッキリしなきゃねェ?」

返された前置きに…


更に不安と、焦燥感が押し寄せる。



「俺ら、終わりにしよぉねェ」



胸を潰して、息を止めるひと言。




「ごっ、ごめんっ!隼太っ…
違っ、2度と言わないよっ!」


取り乱す私に、トドメの言葉。



「ごめんね?莉愛。
そぉゆ〜の、シンドイから」








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