LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
慰め
別れてから最初の休み。


もう事務所掃除に行くワケにもいかず…

この前結婚した親友と、久々のランチ。



「新婚生活はどう?」


「ん〜?順調だよ〜。
でもちょ〜っとウザいかな…」


「ウザい?って何が?」


「ダンナちゃん。
前にも増してベッタリなんだもん。
あいつ、私ナシじゃ死んじゃうね…

まっ、そーゆー私も、あいつナシとかあり得ないけどね〜」


「それ結局ノロケじゃん!」とツッコミながらも…

羨ましくて、たまらない。


むしろ今の私には、辛さの追い討ち…



「で、莉愛は?

…なんか、あったんでしょ?」


そう聞く優しい眼差しに、
なんで!?の顔を返すと…


「急にランチ誘って来たと思ったら、
なんかブルーオーラ全開なんだもん。

…またいつもの?」


はい、いつもの失恋です…

相変わらずお見通しな恐るべし親友に、コクンと頷きを返す。


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