LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜

「だけど、例外はないのかな…

だって、まだ19だよっ?
そんな器用に感情のコントールが出来るとは思えない…!

砕かれた欠片でも、本気に発展する可能性だってあるんじゃないかな…?」



「それを防ぐ為に、
ごめん、言い方悪いけど…
相手のコを利用すんだと思う。

敢えて使える存在として扱う事で、
自分の感情に一線引いてんじゃないかな…」



そーゆう…事か…




思い返せば…


ステッカー販売とか、事務所掃除とか、
もしかして食欲と性欲の処理も…

甘えられたり頼られたりした事は…


使えるって利用されてただけなんだ…!




私は…



これっぽっちも愛されてなかったんだ!






ー「俺、サイコォの女見つけちゃったね」

「莉愛はねぇ、俺には勿体ないくらい…
イイ女だよォ」

「俺、嫉妬でイジメちゃいそぉだもん」

「そ〜ゆぅ健気なトコ、大好きだよォ?」


「愛してるよ莉愛…」ー




心に絡み付いてる隼太の言葉が、
無残にそこを八つ裂きにする…


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