LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜

私も結局、エロ得のコ達と変わんない。


ーみんなアイツにハマりまくっちゃうからねえ!
別れたら、俺ら幹部に身体で取り入ってまで、戻れるよーに頼み込むワケ!ー



そりゃ私は、身体で取り入ったりはしないけど…


身体を使用する、掃除はしたいと頼み込んでるし。
都合のいい支え、くらいには戻りたいワケだし。




確かに、中毒的に愛してたとは言えないかもしれないけど…


ー莉愛は?中毒的に愛してた?

きっと、そう愛せた時に…
何かが変わるんじゃないかな?ー



今からでも中毒的に想い続ければ…

ほんとに何かが変わるかもしれない。




微かな支えが、微かな救いになって…


微かでも、隼太の変化に繋がれば。





そんな希望の第1歩、事務所掃除を…


「ん…

莉愛がそうしたいなら…」

OKしてくれた一生!



「ありがとう!」

喜びつつも…


そう答えた一生の顔は、やっぱり切なげで…
少し戸惑う。


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