LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「あ…
だからって、ずっと追いかけるワケじゃないよ?

自分が納得するまでとか、
隼太に完全に拒否されるまでとか…

とにかくっ、
一生のおかげで目的が出来たし、前向きになれたってゆーか…」

そう取り繕いながら…


ハッとする!



「ごめんっ!一生!
私っ、思いっきり仕事の邪魔しちゃってたねっ…」


前向きになれたのはいいけど…
仕事中に、どれだけ集中ケアして貰ってんだろ!って反省。



なのに一生は、柔らかく吹き出す。


「呼んだのは俺だよ?

それにコレ、慰めプランだから気にすんなよ」


あぁ、さっき言ってたね…


改めてその、慰めプラン?を振り返って…

笑みが零れる。



「ありがとう…

一生は優しいね。

隼太や奏曲のフォローして…
私まで、慰めプラン?にたっぷり甘えさせて貰ったし」



「別に、優しい、とかじゃ…」


相変わらず、褒めると少し戸惑いがちになる一生が、可愛い。


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