LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「嘘!
てゆっか、協力とかしなくていーから!」



「…

一生になんか聞いたのか?」



「…っ、心配してたよ…!

それより、
私っ自分の力でリベンジするから!

誰かの力を借りたんじゃ価値ないし、
奏曲が私の為に危険な事したらっ…
逆に罪悪感で苦しくなって、耐えられないよっ!

とにかく!そんな事許さないから!」



奏曲は複雑な表情を浮かべて…


「…っ、


わかったよ…

けど俺に出来る事なら力になるから、
何でも言えよ?」

寂しげに応えた。



「奏曲ぁっ!

うんっ、ありがとうっ…!」


納得してくれた事と、優しさに喜ぶと…

やっと微かな笑顔を見せてくれた。





それから話の流れで、今後のリベンジ方針として…

事務所掃除の事とか、さっき一生に話した自分の気持ちとかを伝えると…


「…

そんな、好きなんだな…」

本日2回目の、切なげな反応。



そんなに憐れな痛いコでしょうか…


いえ!

痛いコな自覚はあります。



だけど…




頭と心は、繋がらない。


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