LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「あぁ…!どーしようっ…
見れるだけで嬉しいよ…

もぉっ、なんでこんな好きなんだろ!

ヤバイ…
ね、奏曲ヤバくない?
隼太カッコ良過ぎなんだけど!


…ね、奏曲聞いてる!?」


無言の反応に、その顔を覗き込むと…

辛そうな表情。



「…

どしたの?お腹でも、痛い?」



「…

ちっげえよ!バァーーカッ!!」

呆れ顔の後にドヤされる。



えーと…

何で心配してるのに、怒られるんでしょうか?



「前から思ってたんだけどさ…

奏曲って私に、」

そこまで言った所で、奏曲が焦ったように向き直るから…

思わず口籠ると。



「な、なんだよ?」


「えっ?あ〜、
バカとかクソとか言い過ぎじゃない?」

冷めた目を向けて、続きを答えた。


するといきなり!


クッと頬を掴まれて、ぐっと顔が近ずいて来て、


「うっせえ、クソダリアっ!」

そう、吐き捨てられる。



なっ…なんなの…


てゆっか…!
ムカつくのに、ものすごくドキついて…

胸が変に騒いでる。


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