LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
罪な男
次の日は…

店長の日曜欠勤で遅番な上にさらに遅くなったから、飲み会は不参加で。


その後の休日は…

いつものように事務所掃除へ。



「お疲れ、一生!

えと…、これありがとっ!
すっご〜く助かったよ」

肩に掛けてた袋から、借りてた上着を取り出した。


その時の飲み会も、帰りは奏曲が送ってくれたから…
バイクの寒さ凌ぎにそれは、かなり重宝させてもらった。



「それでねっ?
お礼にまたお弁当作って来たんだけど…
お昼まだだよねぇ?」


「マジで?
スゲぇ嬉しんだけど!

今手ぇ空いてるし、早めの昼にする?」

一生には珍しく、少しハシャいだ反応。


最近は、クールな一生の新しい一面が見れて楽しい。

し、心を許してくれてる感が嬉しい。



早昼提案に大賛成して早速。

上着&フリードリンクにしてくれたお礼のお弁当を出しながら…


ふと、一生がいなかった日の飲み代はどーなったんだろ?って過ぎったけど…

それは知ってるワケないか、と流す。


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