LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
言い訳するように状況を説明すると。


「いーね、鑑賞飲み。俺もしたい」


「え…

でもっ、新撰組だよ?」


「ドラマのヤツだろ?
途中まで見てたから、最後まで見たいし」



まぁ、一生は真面目だし…

どうせいつも車屋で、2人っきりなワケだし…


「…じゃあ、一緒見る?」



そうして、車を近くのコイパに停めた一生と鑑賞飲みへ。

帰りの運転は、友達に来てもらうらしい。




「なんかこの俳優、適役じゃね?」


「思う!
今までの沖田総司で、1番しっくり来るかも…!」


成り行きとはいえ、2人だとさっきまでよりずっと楽しくて…

一生の存在に感謝しながら、あっとゆう間に3分の2まで制覇した。



「…どうする?まだ見る?」


「ん、莉愛がいーなら」


「私はいーけど、時間大丈夫?
どっか行くとこだったんじゃないの?」


「ヤ、帰りだよ。ガレージ片付けてて…
ここ、通り道だからさ」


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