LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「だよな…

とりあえず、続き見よっか?」

そう切り替えた一生に…


「そだねっ」と、疲れ目をギュッとしてパチッと開くと。


「その前にマッサージかなっ。
疲れ目のツボ、知ってる?」って、優しい笑顔が向けられる。



「知らない…
一生、知ってるの?」


「ん、PC業務多いからね。
いつもやってる」


「そっかぁ!
私、ココならよく押してるけど…」

目頭のくぼみを指でつまんだ。



「あ〜、合ってるよ。
あとは…

ちょっと目ぇつぶって?」


それに対して、素直に閉じた目を差し向けると…

眉頭から眉中央、そして眉尻のツボが刺激される。



ゆっくりと押して、
ゆっくりと離れるその指は…

程よい力加減で。


さすが、いつもやってるだけあって…



「やっばい…

すっ…ごい、気持ちいい…」


ついついお客様気分で…
ツボの説明をBGMに、フル施術を受ける。


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