LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「ありがとう!

なんか立場も忘れて甘えちゃったけど…
スペシャルに気持ちよかったぁ〜」


「なんの立場っ?

けど俺も良かったよ。

莉愛が予想外の方向に行っちゃうからさ?
癒しプラン立て直しで困ってたんだけど…
その代わりが出来たし」


「あぁ、例の高待遇ね…

この前も言ったけど、そんな気遣わないでよ」


慰めプランと癒しプラン?と…
あと何かあったかな?



「いーじゃん、こんくらい。
俺がしたいんだし」

そう目を細める一生に、


心がじわっとなる…



「じゃあ…

せっかくの癒しプランを無駄にしない為にも、覚えよっかなっ」


説明BGMを辿って…
今度は自分でツボを押しながら、復唱とともにインプットを試みる。



ふいに…


スルッと、横髪に絡んで来た指が…
ゆっくりとそこを撫でて。



パチッと!

閉じてた瞳を勢いよく開いて、一生に向けた。


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