LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
後日。

奏曲や一生への誕生日プレゼントに、頭を悩ませてると…


「莉愛ちゃ〜ん!
今日入荷予定のデウスは限定品だから、店員購入しちゃ駄目よ〜?」

そう通達でひらめいた!



そう言えば奏曲、デウス好きだったよね?

私も、今度入荷したらキープしとくって約束したし…



「店長っ!そこをなんとかっ…!」


ざんざん頼み込んだ結果…

ひたすらNOを返され。


だけど最終的には、来月の売上ノルマを2割増する事で了解を得た。




一生のプレゼントもすぐ決まったし…


安心して週末を迎えるも。



「んん…、目がシパシパする…」


秋から冬への、乾燥する季節の変わり目。
おまけに肌寒かった今日は、暖房がムダに活躍してて、この始末。



「乾燥?…ツボ試す?」


「…眉毛、消えない?」


一生の嬉しい誘惑に喜んだものの、
この前の意味深な態度を思い出して…

ワンクッション挟んだ返しで、答えを濁す。


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