LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
波乱の誕生会
次の日、日曜は…

たぶん、明後日が奏曲の誕生会だからって理由だと思うけど、飲み会は中止らしく。


その日のランチは…

割引券の期限を考えて、フードコートを訪れた。



「リアさん!今メシっすか!?
今日遅いんすねっ?」

オムライス屋の手前、タコ焼き屋からカツくんが声かける。



「うん、今日忙しくて…じゃっ!」

カツくんギャラリーの痛い視線を避けて、足早に立ち去ろうとすると。



「ああっ!待ってリアさんっ!
俺も休憩なんで、一緒食いません?

例の、あるっすよ?」

そう店内に親指を向ける。


それはきっと、いや間違いなく余ったタコ焼きを意味してて…



「いーのっ!?食べる食べるっ!」


オムライスは今月中だから、忘れないように次回行こう!と…

美味しくてタダのタコ焼きに、あっさり釣られる。



「リアさん可愛いっ!」

そう吹き出されて…


3コ下から言われる私って…

と恥ずかしくなったけど。


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