LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
なぜか意味深に反論的な瞳を返されて…


「…奏曲は、キープとかするんだ?」



「するかよ。
俺は…

俺は誰にも執着しねぇよ」



それってなんか…寂しいね。

なんだか私まで寂しくなって…


胸が痛い。






その後、一生が戻って来ると。


奏曲は、大量過ぎるプレゼントの全てを後日の運搬にして…

一緒に居る手前か、私のプレゼントだけ持って車に乗り込む。



車中それぞれ、まだ眠いのか気まずいのか…


なにかと波乱続きの誕生会は、微妙な雰囲気で幕を閉じた。


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