LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
日曜日。


飲み会に復帰した昨日は…

一生と隼太のおかげで、ケンくんと接触する事なく。


それどころか…

今日もそうだけど、今までと違って1人にならないように配慮されてて。


そんな事を仕切れるのは、隼太だけだから…

ほんとは優しくて、それをまだ私にも向けてくれてる事実に…

胸がキュウっとくすぶってる。



だけど。






「ねぇ、奏曲!
誕生会の時の姿、写メとか撮ってる?」


あの時撮っとけば良かった!と今さら後悔。



「自分じゃ撮らねーだろ…
つか、なんでだよ?」


「…
だって、カッコよかったんだもん…」

そう、ションボリすると。


途端、動揺を浮かべて…

「…っ、オンナってあーゆーの好きだよな!」って、顔を背けた。


他の女のコ達と同じく、ただの面食いになってる状況に…

慌てて話を切り替える!



「ほ、褒めただけでしょ!

それよりさっ、バイクどーかしたのっ?」


送れないのは全然いいし。

昨日の帰りは、同じ方面だから一生のタクシーに便乗したけど…

奏曲までタクシーだったのが、気になった。


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