LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
てゆっか!

すっかり忘れてたけど、もうそんな時期!?


あの事件以来、それどころじゃなくて…

どーしよう…



一生には、まだ予定がつかないって濁して…

頭の中で考える。




実際、冷静に考えてみれば…

飲み会みたいに、"みんなに誘われたから来た"って口実は通用しないし、それで参加するような金額でもない。


だとしたら、ウザく思われるだけかもしれないし…

なんとなく気乗りもしない。


波乱続きだった奏曲の誕生会で、ウンザリきてるのかな…



とはいえ、プレゼントはしたい。

受け取ってくれればだけど…


そこで閃く!



「ねぇ、一生っ?
隼太のプレゼント、本人じゃなくて車屋に贈りたいんだけど!
あったら助かる物って何かな!?」


「あぁ…
コーヒーメーカーなら、最近調子悪くて
困ってるけど…

でもなんか、俺得じゃね?」


「いーじゃん!俺得でっ。
一生も得しちゃってよ!」


正しく一石二鳥で、それだ!と即決。
当日、事務所に郵送しようと目論む。


< 254 / 348 >

この作品をシェア

pagetop