LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
ガラガラガラ!と、工場からシャッターの閉まる音が聞こえて…
お互いハッとして、身体と共にキスを解いた。
2人して、ここがどこなのか忘れてたんだと思う…
「っ…、ごめん…」
気まずそうに零す奏曲と、
今の出来事に…
胸と言葉が詰まって…
余韻に翻弄されながら、だだ首だけ横に振った。
いーよ…
だって私は…
もっと、したかったくらい。
ジャンキーな人達の気持ちが、解る気がした。
そのキスは、まるでDrug。
1度味わうと、もう…