LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
初期
キスしたい、
キスしたい、
奏曲とキスしたい。
ああ〜!どーしたの私!!
昨日のキスが、頭から離れない…
今なら痴女扱いされても文句ないかも。
「こらっ、ボッとしない!」
仕事中も、注意される始末。
なんでかな…
ファーストキスでもないのに。
奏曲が尋常じゃない上手さとか?
それとも…
…って違う!!
「莉愛ちゃん!
どーしたの!今日は…」
「ああっ、はいっ!ちゃんとします!」
とはいえ、今日は飲み会…
どんな顔して会えばいいのっ!?
かといって参加しなかったら余計気まずいし、奏曲が罪悪感持つかもしれない…
し、キスしたい。
って!飲み会じゃ出来ないから!
「店長、ほっときましょー?
きっとあのイケメンに失恋したんですよ…」
「あぁ、そーゆう事ね…」
耳に挟んで、再々度 我に帰る。
「違いますからっ!」