LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
やたら長く感じた仕事を終えて…

緊張の飲み会へ。



「お、おつかれっ…!」


話してる2人に声掛けるも…

意識して奏曲を映せず、一生にだけ顔を向けた。



当然、奏曲からの返事はなくて。

不安でチラリ、と視線を向けると…


同じく、不安そうな瞳とぶつかる。



「よ、よォ…」

「う、うん…」


意味不明な挨拶を、ぎこちなく交わして…

落ち着かない私達。


に、交互に視線を送って…


「…

なんかあった?」

一生がツッコむのは、当たり前で。



「っ、なんもねぇよ!」
「なっ、なんもないよっ?」

揃って同時に、肯定的な否定を返す。



一生は少し驚いて、苦笑いを零すも…

敢えてそれ以上触れない、オトナ対応。




「おつかれーす!
あ、リアさ〜ん!コレ差し入れっすー」

そこにカツくんが、揚げタコを掲げて参入。


「うそっ!ほんとに!?
カツくん大好きっ」


ちょうどお腹も空いてたし、
不意打ちのタダで美味しいサプライズに、思いっきりテンションが上がる!


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