LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
2人してベッドに埋もれて。

すぐにその身体に抱きついたら…


「オイっ…」って戸惑いつつも、
その後ちゃんと抱き包んでくれる、愛しい体温。



私にしては、考えられないくらい大胆な行動だけど…

奏曲を求める気持ちが、止まらない。



とはいえこの体勢で抱き合うのは、相変わらず刺激が強くて…

心臓が狂い疼く。


最中…



もう眠ってるっ!?


ウソ、信じらんないっ!!



今日はお酒も入ってないのに、この状況で寝ちゃうっ!?

私、そんな魅力ないの!?


ひどい…




悪足掻きのように、目の前の首元にキスを落とすと…

微かにビクついて。


すかさず軽く跳ね退くと同時、私まで軽く押し退けられる。



「…っっ、なんだよっ…

キスマークの練習かァ?…っ練習だよな!
したコトねぇっつってたもんなっ?」

やたら動揺した様子で…


流れを別に向けられた!




だけど、ふと何かに気付いた様子で…


「つか、しろよ練習。…ココ」

スウェットの首元をグッと押し下げた手で、鎖骨下を指差す。


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