LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
ボーナストラック
毎日、どっちかの部屋で一緒に過ごす…
半同棲状態。
中毒的に、甘い夜を重ねて…
昨日は特に重症な夜で、若干眠い。
「あ、おかえりっ!早かったねっ?
幹部ミーティング、もう終わったんだ?」
晩ごはんの準備をしながら、声掛ける。
「ん、ただいま。
つか、さ…
俺、チーム辞めてきた」
「……えっ?
え、なんでっ!?
辞めて大丈夫なの!?」
驚きに作業中断して、部屋に落ち着く後ろ姿に問いかける!
「んん、一生のおかげで何とかな。
まァ、仕事付き合いは続けっけど…
オマエの事、大事にしてぇし…」
「…っっ、奏曲ぁっ!」
あまりの嬉しさに、その背中にダイブして抱きつくと…
そのまま甘えるように身体を預けた。
前のめりになった奏曲が、「ん、」…
私の手を催促するように、肩から片手を覗かせる。
それに指を、ぎゅっと絡めて。
幸せに浸りながら、まったりと…
背中の体温に安らいで、いつしか眠りに落ちていく。