LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「座れば?」

作業に加わろうとした1番イケメンが、座ってたバイクを指差す。



「あ、ありがと…」

手持ち無沙汰で、なんか気まずいけど…
そのSRのシートに腰を落とした。



持ち主同様、このSRもかなりカッコい!

じっくり観察したいけど〜!
勝手にジロジロするの、悪いかなぁ?


と、とりあえず作業を眺める。



季節は初夏。

すでにウザったい暑さの中、汗をキラキラさせた、ビジュアルもキラキラなイケメン達。



ま、眩しい…
なんか、ものすっごく目の保養。

なんて私得なシチュエーション!


ヘビヴォって、悪そーなイメージあったけど…

みんなイイコじゃん!



イイコ…

だって、隼太1コ下だし。
多分みんな年下だから。




てゆっか!

なに人にやらせといて、ノンキしてんの私!


なんか差し入れでもしなきゃ…



「ね、飲み物買って来るけど…
何がい?」


「んん〜?
莉愛は気ィ使わないで、ゆっくりしちゃっててよ」


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