LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「ゴメン、ゴメン!
でもさすがバイカーだねっ!
しかもオシャレじゃーん」


「…上からかよ」


「年上だもん!
あっ、今度入荷したらキープしといてあげるね?」



チッ。て舌打ちを返してる姿が、
今は可愛いよ年下クン!


優位に立てて、年上アピールも出来た事に満足!




な、私は…

そんなトコも、ガキなんだろーけど。



「それよりカツくんってさぁ、スゴい頑張り屋なんだね」


「あー、聞いた?
アイツも、親で苦労してるよな…」


「えっ、そこまでは聞いてないっ…

…そーなの?」


聞いていいもんか、ためらいながら…
軽くふると。



「オヤジがパチ狂いなんだよ」

戸惑った一生に代わって、奏曲が答えた。



「そー、なんだ…」


大変そう…
なのに、あんな明るく振舞って…



ーヘビヴォで連むのが息抜きなんで!ー

カツくんの言葉が頭を過る。




よし!
今日は一緒に楽しく飲むゾ!


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