LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
意味深に見つめる一生に…


「…っ、だからなんだよ?」

そう吐き捨てて、バツが悪そうに持っていたコーラを口にする。



それを目にして!


「まさかっ…

送るために、今日もコーラ!?」


驚く私に、恐ろしく冷めた視線が向けられた。



「オマエ、幸せもんだな…

ぜっってーちげえから」


呆れた口調に…
勘違いが恥ずかしくて帰りたくなった…






しばらくして戻って来たカツくんは、かなり酔ってて…

一緒にいたレディースのコが送ってく事になった。



「あいつ勃つのかぁ〜?」

見送るレディースリーダーが、ケラケラ笑う。


えーと…
聞き間違いだよね…!



「じゃ、バッターこーたぁい」

そして今度は一生を連れて行く。



「ユリカ、俺帰る」


奏曲が、その後ろ姿に声をかけると…

振り返った顔から、あのゾクッする笑顔が零れる。


「りょ。あとで寄るぅー」


「くんな」


レディースリーダー…、えっとユリカ?
のアポ誘いを、シレッとながす奏曲。


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