LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
そして、あの時はあんま見ないようにしてたけど…

同一人物と思われる目の前のそいつも、
かなりのイケメン。


どこか危険な匂いが漂ってて、肉食獣みたい。



そんな肉食イケメンに、隼太は…


「当然っしょォ?
こぉんなイイ女、俺がほっとくワケないデショ」

そう言って、私の肩を抱き寄せた。



胸が、爆発したみたいに弾けて…



嬉しくて嬉しくて!

だけどみんなの前で恥ずかしくて!


悶える気持ちを隠すように俯いた。



とたん。


「あっれー?
そのコ、隼太のオキニだったんだぁ。
てっきり、奏曲のオキニかと思った〜」



聞き覚えがある声に、顔を上げると…

リーダーユリカ。


そしてその後ろには、たくさんのヘビヴォメンバーが集まって来てる。



てゆっか、オキニ?

ヤな言い方が不安を誘う。




「くっだらねぇ事言ってんな」

ふいに奏曲が口を開く。


「あれあれッ?
奏曲クン、こわぁ〜いッ」

それをケラケラ笑うリーダーユリカ。


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