LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
隼太はフッと笑って…


「ユリカチャ〜ン、仲良くしたげてねェ?」

って、今度は挑発的な笑みを浮かべた。



集まって来たメンバー達でザワつき始めると…

隼太は私から離れて、その集団に声をかける。


「みんな飲んでるゥ?

困った事はな〜んでも相談乗っちゃうから。仲良くしよぉねェ?」



メンバー達は歓声をあげて、それに応えた。



「すげー!隼太さんサイコーッッ!」

「つかトップ5揃ってんじゃん!
マジかっけえ!」

「ヤバイ!トップ5たまんないっ!」


男のコからも女のコからも、口々にそんな声が聞こえる。



なにかの宗教団体だろーか…



ま、でも確かに。

こうもイケメンな5人が揃うと、もはや
神々しい…



それはともかく。
この前聞きそびれた…

「トップ5って、この5人の事だったんだ?」


隼太・一生・奏曲・カツくんをクルッと見渡した最後に、肉食イケメンで目を止めると…

ニイッとした笑顔と一緒に、応えが返される。


「そお!ヘビヴォランク上位5にーん!
ちなみに俺はサブリーダーの村主剣(すぐりけん)!
隼太とは中学からの連れなんでよろしく!」

そう捲くし立てて、握手の手を差し出し
た。


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