LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「まーまっ、楽しく飲みましょーよ!」

その話題を作ったカツくんが、バツが悪そうな顔で切り替えた。


そしてケンくんもフォローなのか…

「あっれ!
奏曲、ヤキモチかァ〜!?」


「…っ、マジねえっス!」

それに一瞬戸惑ったものの、全力否定。



そんな真に受けなくても…

でもそーゆートコは可愛いくて、思わずニヤケる。


「…っ、クソダリアァ」

それに気付いた奏曲が、いつもみたいに優しく頬を掴んできた。



「違う、違うっ!奏曲を笑ってないよっ?
楽しく飲もーとしただけだって!」

ムリやりな言い訳で、ジャレ合ってると…



「奏曲さん、いちいち触んないで下さいよ!」

カツくんが仲裁。


そしてケンくんが…

「ふう〜ん!
リアちゃん人気モノだねえ!
隼太がキスマークつけるハズだ!」


胸を騒つかせるひと言!



それって…
隼太は基本、つけないって事!?




どうしよう…!

特別感が嬉しくて、嬉しくてっ…


もうガキでも何でもイイかも!


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