LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
嬉しさも束の間。


「ケドお前ら!隼太の次は俺だからなァ!
先に手ェ出すなよ〜?」


「ええ〜!それはリアさんが決めるコトじゃないすかぁ!?」


って、ケンくん!カツくん!
勝手に話進めないでー!

次とか、さっきの"今回は"とか…


「なんの話!?
なんかっ、別れる前提になってない!?」


「そりゃあ!いつかは別れるっしょお!
だって俺ら10代だよ〜?
まだまだ遊び盛りだからねえ!」



確かに、そーかもだけど…

なんだか胸がチクリと痛む。


でもヒロみたいに結婚考えてるタイプだっているし…



「だからリアちゃ〜ん!
そん時は俺らが慰めてあげるねえ!」

ケンくんの、つくづくチャラい発言に…

軽くムカつく。


「バカにしないでよ。

だいたい彼氏の友達となんて、ありえないから」


「あれっ!
ヒロから隼太はアリなのに〜?」



うっ…、それを言われると…


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