LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「まーまー、リアさん!
奏曲さんが口悪いのはいつものコトじゃないすか!
奏曲さんも!なに挑発してんすか!」

慌ててカツくんが場を収める。


「へーえ!俺らに媚びじゃなくて喧嘩売っちゃうんだ?
オっモロイねえ!リアちゃ〜ん!
ますます抱きたくなってきたねえ!」

それを台無しなケンくん…



盛大なため息が溢れた。




そして、ふと浮かぶ…

「まさか、一生もエロ得…」



「あ〜、アイツはマジメだからねえ!」

ケンくんがその想像を打ち消して、更に…


「一生さん、オンナ遊びしないんすよ!」

その事実に驚きを込めて伝えるカツくん。


続けて奏曲が締めくくる。

「アイツ、惚れたオンナだけ大事にするタイプだからな」



そう言えば隼太も一生の事、真面目でイイ奴って言ってたし…

当の一生も、チャラいコ嫌いとか言ってたね。



「ふぅ、ん…

一生の彼女になるコは、幸せだね…」


もしかしたら、隼太のそれよりも…


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