LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「…、なんで乗らないの?」


「あァ?
ここ(マンション下)じゃ響くだろ。
スパトラうるせんだから、これからはアンタも考えろよ」




驚いた!


や、私は元からちゃんと表でエンジンかけてるよ?

だけど…


ヘビヴォって、不良チームのハズだよね?



こいつといい、カツくんといい…

ほんとイイコじゃん!


イツキくんはよくわかんないけど、
隼太だって優しいし…

みんな中身までイケメン過ぎっ!




「ぶはっ!目ン玉落っこちそーだな!
目ぇデケェから、びっくり目パねっ!」


いきなり笑い出す、1番イケメン…



失礼じゃないっ!?



「目がでっかいのは、お互い様でしょ!」


「ヤ、俺のは二重でデカく見えるだけだって。アンタのはパねぇ!宇宙人か!」



カッチーン!きた。


「私だって、化粧でデカくしてるだけだもん!
てゆっか!失礼過ぎじゃないっ!?」


「ヤ、そんなカミングアウトきーてねぇし!
なんなんだアンタ、それ天然!?」



さらに笑いだすこの男に、

ワナワナワナっ…!


< 9 / 348 >

この作品をシェア

pagetop