LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
「だけど…
甘えたり、ちょっとくらいワガママがあった方が可愛いと思うよ?

それに、気持ちをちゃんとぶつけて貰えないと、興味ないんだ?って感じんじゃないかな…」



確かに…


その通りかも…!



てゆっか、私って…

相手に、かなり失礼な女だった!?




「ありがと、一生…

なんかスッキリしたし、
すっごく勉強になった!」


「…、そ?
まぁ、またいつでも聞くし…

とりあえず、メシにする?」


また少し戸惑ってるような一生が…

やっぱり可愛い!



じゃなくてー!

「ごめんっ!
結局仕事の邪魔しちゃってっ…」


「いーよ、ちょうど奏曲も来た事だし」


そこで"奏曲"に反応して…

慌てて本人に顔を向けた!



「ごめんっ!
奏曲もありがとうっ」


「…あ?

なんで俺まで…」


「だって、聞いてくれたし…
それにハッキリ言ってくれて、ありがとう…」


奏曲はすごく困った表情で、顔を背けた。



えーと…、それは照れてるの?

解りづらい反応…


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