LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
お世話ロボット
「昨日ォ、来てくれたんだってェ?
ごめんねェ、あそこにはあんま居ないんだよ」
「うん、聞いた…
私こそ、アポなしでごめんね?」
「ぜんぜんい〜よォ?
ケド、俺も莉愛の弁当食いたかったね」
「…、ほんとっ?
いつでも作るよ!?
言ってくれたら、毎朝でも届けるよ!」
隼太はそれに、柔らかく笑った。
「莉愛はほんとにイイコだねェ…
だけど、彼女にムリさせるワケには行かないデショ」
「全然ムリじゃないよ!
むしろっ、作りたいくらいだよっ」
と…
せっかく相談に乗ってもらって、
自分を改めようとした矢先から…
お世話ロボット。
「そォ?
でも、予定つかない事多いからねェ…
それより…」
そう切り出されたのは…
車屋の掃除依頼。
土日祝日は、一生以外にも働いてるコがいるらしいんだけど…
どっちも男だから、行き届いた掃除が出来てないみたいで。
この度私が、それを任される事になりました!