LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
あと、女性の手が加わった方が信用度も上がるらしく…

事務所も、今のクールさを壊さない程度にアレンジを頼まれたから。


仕事帰りとか、休日返上で頑張るぞ!




「おいでェ、莉愛…

いっぱい可愛がってあげる」


そんな私を抱き寄せて…

甘い熱で侵してく隼太…




「…キスマーク、消えちゃったねェ?

またつけちゃって、いい?」


艶っぽく囁かれた問いかけは、やっぱり
すごく嬉しくて…

でも。



「…ん…っ、だけどっ…

見えないトコでっ、…い?」



「ダァ〜メ。…ココがいィ」


そんな風に甘えられたら…

拒めるワケないよ…






結局。


定着したお世話ロボットは、簡単には意思という擬人進化が出来なくて…



愛情の油が切れるまで、ただ働き続ける。








なんてもう、都合のいい女は嫌なのに…



だけど隼太はきっと、今まで人とは違うよね?


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