私が会社を辞めないたったひとつの理由

「学校ではね、みんな平等ですって教えるけど、現実はそうじゃない。むしろ会社内は階級があることが大前提だ。社長が一番偉くて、平社員に至るまで明確に階級がある」
「そうすると正しいと思ったことでも、面と向かっては言えない場面がたくさんある」
「偉い方はね、思ったことは言いなさいっていうけど、言ったらどうなるかわからないことは言えないよね」
「だから陰で言うんだ」
「そうして共感出来る同士でそうだよね、そうだよねって言って消化するんだよ」
「でもね、間違ってはいけないのは身体的な特徴をあげつらうのは、ただの悪口だ。そういうのは良くない」
そうか。そこはきちんと区別しないといけないのね。私は、そこをごっちゃにしてたかもしれない。