大好きだから、私は
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ポカポカして気持ちいい屋上に
並んで座りながら空を見てた。
そして有香がポツリ話し出した。
「付き合うって幸せな事なんだよ??
自分も相手の事が好きで、
相手も自分の事が好きで…
最近、美優の笑顔見てないよ。
ずっと悲しい顔してる。」
イコール、愛されてない。
そういう事だね。
「別れなきゃだめか…
私の気持ちが大きすぎるもん…」
涙がポロポロでてくる。
有香は優しく私の頭を撫でてくれた。
「すぐには忘れられないけどね??
そのうちきっと美優にも春が来るよ。」
そう言ってニッコリ笑う有香を見て、私は決意した。ちゃんと別れるって。
ありがとう…有香。
私、頑張るね…