大好きだから、私は



――――――――――






「ばいばぁ―い」


みんなにばいばいして
私は少し緊張しながら正門に向かった。





もうすぐ正門…



前を見ると仁は女の子にしがみつかれながら正門に立っていた。



仁は私を見つけると女の子を剥ぎ取り
私の腕をつかんで歩き出した。






こんな事も今日で終わり…か。



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