大好きだから、私は



「一緒に帰るなんて…仁珍しいね。」



「そっかな??」


互いに目を合わさず会話をする。

最後だから、仁と普通に話せるのきっと今日で最後だから。

少しだけでいい…話したかった。




「なぁ…俺話しあるんだ。」


「うんっ私もあるよ。」


仁は私をチラッと見て

「公園行こ。」って私の手を引っ張っていった。





< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop