輝く太陽のようなきみと、永遠を。【旧ただキミ 修正中】
【瞬 side】
まさか、いいよって言ってくれるなんて。
オレは心の中で舞い上がっていた。
だって、まさかオレを頼ってくれるとは思ってなかったから。
…オレは、山吹の心を振り向かせることは出来ないけど、
そばにいて、彼女の支えになることは出来るから。
それでちょっとでも彼女の心が楽になればそれでオレは満足だった。
キミの心に踏み込めなくても、キミのことを照らせる光になれればそれで満足だ。
…ねえ、キミはその笑顔の裏に何を隠しているの…?
オレは何度も、彼女の儚げな表情を隣で見てきた。
本当に、いつかなんの躊躇いもなく消えてしまいそうで…。
その表情にオレは何度も何度も胸を締め付けられていた。
キミのその悲しい顔は……長谷川を思っているから?
それとも、他の辛いことでもあるの…?
何度も口にしようとしたけど言葉に出来ずに終わっていた。
だからこそ、こうやって誰にも言えない…長谷川にも、木下にも言えないような
悩みはオレに…オレには打ち明けて欲しいと言ったんだ。
このまま彼女を放っておくと、二度と会えないような気がしたから。
少しでもオレに話して、蟠りが消えて欲しいし、本来の…素敵な笑顔が見たいから。
ただ、それだけの為にオレは……、